This is Kampala's slum area
日本で言うと東京の新宿繁華街の片隅のような場所にスラム街はありました。
ここはウガンダ首都カンパラにあるスラム街です。ゲットゥと現地の人は呼びます。日本人が観光で行くような場所ではありません。片手にシンナー入りのペットボトルを持った大人や子供が沢山います。それはとても殺伐としています。
ここには親が交通事故で亡くなってしまい、行くあてのない子供や、なんらかの理由で捨てられてしまった子供もいます。食べ物を買うお金がなくて盗むのは当たり前の世界です。とにかく国全体が貧しいといっても過言ではないでしょう。
We helped the child
from the slum area.
いろんな子がいます。お母さんが車に轢かれて行き場の無くなってしまった子や、病気で亡くなってしまう親もいます、生活に困って子供を育てられない親もいます、生みたくない子が生まれてしまうこともあるでしょう、どんな理由か知らないけれどなぜかスラム街の溝(みぞ)に捨ててあった子や、栄養失調でもう少しで死にそうになってる子や、いろんな子がいます。彼らに戸籍も住民票もありません。けれど、子供たちが悪かった理由などあるでしょうか?
この可愛い娘は今はエスタの借りているチェンゲラ村の子供施設で毎日ご飯をちゃんと食べて他の子供達とたのしく遊んでいます。
花柄のシャツを着た女性がエスタです。エスタが肩を組んでいる少年二人をスラム街からつれて来ました。
貧困と孤独に苛まれる子供は多くいました。その中からなぜ彼らを選んだのか。それは単純明快な理由でした。<エスタの目の前に彼らが現れたこと、そして彼らがとても疲れ果てていたからです>
彼らはアシュラフ君とイップラ君です。今日からおもっきり生活が変わります。 これまで苦労してきた、怖い夜、つらい夜、おびえた日、逃げた日、がんばって生きてきました。それはエスタがよく分かってくれる理解者だからです。
アシュラフ君、イップラ君、服も靴も新たになりました。(モーセが走って買ってきてくれた!) これからの人生は新しくなります。 エスタは筆者に言いました「1年後を見てて!」筆者は嬉しい希望をもらいました。
彼ら二人は一緒に、ビクトリア湖の近くの子供の家に行きました。早く新しい生活に慣れてくれることを祈っています。
サンディ君(左)とジュニア君(右)です。
彼らは2017年の夏にスラム街から助けられました。
そしてちょうど一年が経ちました(2018年)。
いまでは学校に通って字(英語)を学んでいます。
ジュニア君の夢はラッパーです。リズム感抜群の彼はもしかすると有名なラップミュージシャンになるかもしれません。
サンディ君の夢は電気のエンジニアになることです。2018年の夏で14歳になりました。彼の得意なことはボイスパーカッションです。ジュニア君と組んだら最強です。二人は毎日一緒、とても仲がよい友達です。
この可愛い娘もスラム街から助けられた子供です。いまでは満面の笑みで笑ってくれます! おじさん(筆者)も髪型まねしようかな
エスタの借りているビクトリア湖の近くの子供施設の様子です。このような鉄の2段ベッドが土間の部屋に4つありました。ここに15人の子供達がいます。
こちらもビクトリア湖の近くの子供施設の庭であそぶ子供達です。どの子もみんなカンパラからエスタが助けた子供達です。この日はとても平和で良い天気でした。(2018年8月)
スラムの街に、置いてけぼりの赤ちゃんを見つけました。おむつが無いのでゴミ袋です。2020年初め